あと一歩の残念が、旅を面白くする。
- 寺川真嗣
- 4月13日
- 読了時間: 2分
更新日:4月15日

フォトビンゴは、写真を使ったビンゴ型スタンプラリーです。
参加者はスマートフォンを使用し、指定された観光地や施設を巡りながら、写真を撮影してビンゴカードを進めます。
スタンプラリーと異なる点は、目的地を巡る過程で、カードのマスが開くかどうかに偶然性があることです。訪れたポイントがビンゴに直結する場合もあれば、マスが開かず、次のチャンスを探すこともあります。
この偶然性が、小さなラッキーや小さな残念を生み出し、参加者同士の自然なコミュニケーションを促進します。
フォトビンゴでは、撮影した写真をビンゴカード上に記録できるため、単なる達成記録ではなく、「誰と」「どこを」「どう巡ったか」というプロセスを残すことができます。
また、各自のビンゴカードはSNSやチャットグループを通じて簡単にシェアが可能です。
これにより、参加者同士がリアルタイムでカードの進捗を共有し、離れた場所にいても一緒にゲームを楽しむことができます。
一般的なビンゴ大会が会場を共有して行われるのに対し、フォトビンゴは地理的な制約を超え、複数の参加者が同時に体験を共有できる設計です。
ビンゴを早く揃えることが目的ではありません。ポイントを探し、偶然を楽しみながら、他者と体験を分かち合うことに重きを置いています。
観光地の回遊促進、施設内イベント、地域活性プロモーションなど、さまざまな場面で活用が可能です。
フォトビンゴは、歩いた道、撮った写真、共有した時間そのものを、一つの「旅の記憶」として提供します。

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